【足立区 不動産】空き家問題について

2019年06月08日 | イベント・勉強会, リフォーム, 建物解体, 空き家相談

先日、足立区と協会主催の合同研修会に参加させていただきました。

研修の内容で、空き家問題に関する足立区・関係各所の取り組みについて

お教えいただきました。

当社も空き家相談士協会の正会員ですが、やはり地元足立区の取り組みや現状に関しては

大変興味があり、お客様のお役に立てればと思い、受講をさせていただきました。

 

現状としては 全国で空き家846万戸(2018年総務省調べ)

2030年代には空き家2,000万戸と想定

都内の空き家率は平均で11.2%10件に1件以上が空き家・・

↑※当社で解体させていただきました、都内の空き家です。。

 

なぜ放置空き家となるのか?

・相続人が不明(相続人不存在)

・引き継いだ所有者が遠方に居住

・所有者が病気や高齢

・建物管理や改装の費用がない

・再建築不可物件(未接道など)

・共有者との話し合いが進まない

・所有者が認知症など法的判断ができない

・特に困ってない・・

 

上記のような理由から、また、相続人の方も日々の生活を送りながら対応をしていく事は

時間的にも費用的にも難しいのかもしれないですね。

 

空き家物件の対応

基本的に空き家になってしまった物件は

・処分(売却・譲渡)

・利活用(賃貸・自己使用)

・放置

おおまかに考えて、上記3パターンで

問題となっているのは”放置”です。

放置している物件でも、利活用は出来ます。

 

そんな取り組みのお話も伺うことができました。千住地区で活動されている団体

千住Public Network EAST

足立区で一番空き家率の高いエリアで活動されていらっしゃいます。(詳細はホームページをごらんください)

地域の中のそれぞれの専門家のアイデア・知識を活用し、社会問題の解決に取り組んでおられます。

古いからダメって事ではなくて、その古さを物件のコンセプトとして捉えられていらっしゃいます。

 

 

当社の事務所がある足立区保木間でも、空き家は結構ございます。

放置されている物件もある様です。樹木が大きくなりすぎて、このままだと隣家に迷惑を掛けてしまいそうな物件もございます。

外観ではどの物件も、手を入れる事により利活用が可能だと思います。

 

ご所有者様・相続人の方でお困りの方いらっしゃいましたら、是非当社にお気軽にご相談ください。

ご意見やご要望をお聞きしながら、解決できるようご提案をさせていただきたく思います。

大変勉強になった研修会のお話でした。

ありがとうございました。

 

株式会社 エ ス ト ワ ー ク

一般社団法人 空き家相談士協会

 

 

空き家・空き地バンク

空き家活用.net

 

 

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